建築の装飾

  〜茨城県の古社寺建築を通して〜  

        (財)茨城県郷土文化顕彰会が全国ではじめて出版した「茨城県古社寺建築細部様式・拓本集(1)」には、                   新たな発見等が報告されています。 そこで、拓本集をもとに、神社、寺院の古建築の装飾について、                様々な観点から解説し、語り合います。

北浦八幡神社本殿の海老虹粱  寛文4年(1664)の建立

 

第一部 基調講演茨城の古社寺建築

  講師 建築文化史家一色 史彦

第二部 フォーラム建築の装飾〜茨城県の古社寺建築を通 して〜

コーディネーター
今瀬 文也(茨城民俗学会代表理事)
パネリスト
稲葉 和也(東京都文化財審議会委員
          、元東海大学建築学科)
 中国の建築と日本の建築の装飾の移動と変遷
 中国建築の研究より日本の建築を考える。
プロフィール ●中国建築史の研究。1975年から東海大学建築学科に勤務、建築史担当、現助教授。文革後、毎年、中国建築研究のため学生とともに調査旅行。東京都、横浜市、世田谷区、台東区、杉並区、大磯町などの文化財保護審議会委員。
福田 省三(建築家、足利工業大学建築学科)
 西洋建築の装飾、イタリアの装飾と日本西洋建築の装飾、イタリアと日本を比較して。
プロフィール ●建築文化研究所。数多くの指定文化財の他、登録有形文化財・認定歴史的建造物の修復・設計監理を行っている。
横須賀満夫((社)茨城県建築士事務所協会会長、
             横須賀満夫建築設計事務所
 近・現代の水戸地区の建築を見て、装飾の将来へ展望。
プロフィール ●研究・著書
1962 軽量コンクリートの強度に関する研究(日大)
1965 建築パース入門(共著)
1997 ボローニャのポルティコに学ぶ
    インドにコルビジェ・ルイスカーンを訪ねて
1998 現代建築の巨匠達のルーツを訪ねて
一色 史彦(建築文化史家)

 

一部・二部ともに 入場無料

日 時 9月7日(土) 13:00〜16:00

会 場 茨城県立図書館視聴覚ホール

主 催 財団法人 茨城県郷土文化顕彰会 〒300-0051 土浦市真鍋4-33-19  
電話 0298-24-0850
  茨城県立図書館 〒310-0011 水戸市三の丸1-5-38 
電話 029-221-5569
後 援 茨城県教育委員会  
  (社)茨城県建築士会  
  (社)茨城県建築士事務所協会  
  茨城民俗学会  
  (社)日本建築家協会茨城地域会  
  古建築研究会