『航空写真集 茨城県』(1983年、茨城新聞社)の「土浦市」(pp.172-173、1982-1983年撮影)を見ると、1982-83年の頃は、土浦駅西口に駅ビル「WING」が建ち、東口への通路が出来たばかりで、東口周辺には住宅、空き地、田圃しかなかったことがわかります。土浦市営駅東駐車場(立体駐車場)の位置には土浦港湾が入り込んでいて、港橋が港湾を跨いでいたことがわかります。土浦駅構内に土浦港の埠頭がありました。また、駅構内に接する港湾が一部埋め立てられつつあった当時の状況をうかがい知ることができます。住居表示では、現在進んでいる沿道は土浦市港町一丁目、土浦駅の敷地(西口〜構内〜東口)から土浦市営駅東駐車場は土浦市有明町と分かれています。それから約15年が経過して現在のような東口駅前の町並みが形成されたわけです。
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