桜川河口域の蓮河原周辺は、1997年10月の映像記録「〔97/10〕土浦路」で詳しく紹介しました。この時は桜川に架かる橋・水郷橋を渡り、単に通過しただけです。この道筋の交通量は多いですね。土浦駅方向へ向かう対抗車線は渋滞していました。桜川には何本もの橋が架かっていますが、未だに川に隔てられた土浦市街の立地条件が渋滞の状況からもわかります。この企画のテーマ「水郷都市の面影」はこのような交通事情にもあらわれています。蓮河原も港町と同様、川と川に挟まれた河口域の低地です(港町は川口川と桜川、蓮河原は桜川と備前川)。蓮河原には川筋の跡が今なお残る田園地帯となっています。現在の港町も蓮河原と最近まで似た状況にあったことが想像できます。
|