この企画「〔01/08〕霞ヶ浦一周」では、霞ヶ浦の湖岸マップを同時に作ることを目的としました。単調な岸辺が続く湖岸線は変化に乏しく、また場所確認の目印となるもの(標識、舟溜、樋管など)が繰り返し現れるため、後から霞ヶ浦の風景を見ても、それらがどこにどの順番で位置しているかを確認したり記憶したりすることは容易ではありません。これらを全て地図にマッピングしていくことで、湖の構造とでも呼べるものが一目瞭然となります。言い替えると、これまでこうした情報がなかったために、湖岸線の理解のきっかけが得られなかったわけです。実際にこのマップがどの程度皆さんの役に立つかわかりませんが、少なくとも私はこのようなマップが欲しかった、ということを申し添えておきましょう。
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