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『マッピング霞ヶ浦*』当初の開設のねらい

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(登録日: 1997/04/06 更新日: 2024/09/12)

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撮影日: 1997/04/01 霞ヶ浦町役場開所式


霞ヶ浦町誕生お祝いの表現として


1997年4月1日、現在の茨城県新治郡出島村が霞ヶ浦町となりました。同町に生まれ育った者の一人として、これをお祝いする表現はできないものだろうかと発案し制作したのが『マッピング霞ヶ浦*』です。
 

新しい町の情報化のさきがけに


現在、社会では、パソコン、インターネットの普及が急速に進み、ホームページ開設等の取り組みがさかんに行われるようになってきました。しかし、霞ヶ浦周辺地域では、つくば市、土浦市の都市部を除くと地域情報を伝えるホームページが極度に少なく、霞ヶ浦町を扱ったホームページは皆無の状況です*1。新生「霞ヶ浦町」でも、情報化の流れに乗り遅れることなく、新しい町の表現にふさわしい情報発信が望まれます。私がまず地元情報を公開して、そのさきがけになればと考え、個人ホームページとして開設しました。

たった一人の個人が、これだけの量の情報を提供できるわけですから、霞ヶ浦町、また町民一人一人が地域情報化の取り組みを始めれば、それはさらに大きな力となります。今後、そのような展開が生まれれば、その活動は、新生「霞ヶ浦町」をさらに魅力ある地域として、全国的、世界的に認知度を高めるための力となることでしょう。
 

できる人からまず始めよう:山形から霞ヶ浦町を


私は、東北芸術工科大学(山形市)で、これからの社会に求められるメディア環境、地域情報化の研究を行っています。既に、山形国際ドキュメンタリー映画祭ホームページ、山形県ホームページ「ゆとり都山形」の開設等を通して、山形県内の地域情報化推進に取り組んできました。これからの時代は、行政だけでなく、地元住民が直接情報を発信し、ネットワークを通じて相互に交流を図ることが、その地域の諸活動の活性化に役立つのではないかと考えています。『マッピング霞ヶ浦*』は、そうした地域情報発信の一つの試みです。できる人がまず始めればよいし、その土地に住んでいなければできないものでもありません。山形から郷土・霞ヶ浦町の情報を発信できるのは、まさにインターネットの妙味です。
 

誰にでもできる情報発信の仕掛け作り


WWW(World Wide Web)は、分散型ハイパーテキスト環境です。その面白さは、個人がそれぞれに公開するホームページをネットワーク上でリンクしあうことにより、より大きな情報空間を創出できるところにあります。

『マッピング霞ヶ浦*』は、その可能性に着目し、個人がそれぞれにページを制作し、インターネット上でそれらを一つのより大きなデータベースとして統合化するためのページ自動生成ツールを適用することによって制作されています。「私もホームページが作りたい」という人がいれば、同じツールを使って、情報発信の輪が広がります。この点が、単なる普通のホームページと異なる点です。私が提唱している「Multimedia Mapping法」と「ビデオアルバム」の二つのコンセプトの実践になっています。
 

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