◆消えゆく植生霞ヶ浦⇒ヒシ、柳、ヨシ帯、アサザ、ミクリ他◆
霞ヶ浦の各所でヨシやマコモ、ミクリ他の植生がこの5〜6年の間に見るに堪えぬほど寂しく変化した。 ヨシの多くは土の部分がなくなり、株化して、湖面にぽつん、ぽつんとたっている。 以前この辺は、場所によってマコモを始め、低生植物もかなり見られたがほとんど姿を消した。 当時は水性植物にによる水質浄化もかなり期待できたが、最近あまり耳にしなくなった。 ヤナギの大木も最近では数が少なくなった。 高浜入りでは少しは見られるが、今後このような大木が新しく育って行くだろうか。 ヤナギの木の記録も残したい。 ヨシキリ他、渡り鳥の営巣もヨシ帯の中で見かけることが最近少なくなってきた。ヨシの群落の多くがなくなり、沖へ向かっていたヨシ帯が岸辺近くまで減退したためだ。 ヨシ帯が回復しないと渡り鳥ももっと減少するだろう。 ヨシの写真のように最近では根の部分の土が削り取られて岸辺の至る所で哀れな姿になった。
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