カテゴリ: 水草と沈水植物・霞ヶ浦水系 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 沈水植物・霞ヶ浦水系 市町村: かすみがうら市 (登録日: 2006/09/18 更新日: 2011/12/10)
マツモ(沈水植物)の群落霞ヶ浦Sept.2006◆なぜマツモ群落がここだけにあるか。昨年(2005)はあふれるぐらいマツモを主にエビモ、アサザ、トチカガミ、オオカナダモなどが見られましたが今年は少なめで9月はこの場所の半分ぐらいがマツモ群落でした。7月見に行った時よりなぜか少なめでした。昨年より少ない原因はここでワカサギの孵化をやるため昨年秋に水草などを清掃してしまった様です。ここになぜ群落があるか以前から興味がありましたがこのドックと霞ヶ浦への出入り口がやや狭く、入口が底から水面へ1mすこし塞いでありマツモが晩秋に切れて殖芽が水中に残り群落が残ると考えられます。他の霞ヶ浦各地にある舟溜まりにある浮揚植物、例えばヒシなどは秋に枯れると霞ヶ浦へ水の行き来と共に流されて行きます。普通ですと霞ヶ浦でも多くの種子が発芽するはずですが最近では発芽も少なくまた、発芽後の成長もすくないように思います。ここのマツモの植生でひとつ感じたのは霞ヶ浦でもこの場所のように条件が良ければ沈水植物も増殖出来ると云うことです。私の心の奥深く沈水植物も住めない湖かということも考えたことがありましたがそうではでなかったようです。