足尾山大岩寺/石岡市小屋 07/12
真言宗足尾山大岩寺は足尾山の麓、石岡市小屋にある寺で本尊は十一面観世音菩薩である。むかしは足尾山の別当として朱印地三十石、末寺一ヶ寺門徒六ヶ寺があった。寛文三年鐘銘云、足尾山大岩寺者真言持觀之霊地、密法修練之秀處也云々、。 明治43年の火災ですべての資料を焼失。寺の入り口石門付近には旧い碑「従是足尾山明和六年」、馬頭観音(嘉永二年・1849)、光明真言(文化二年・1805)、二十三夜尊(安永四年1775)、六十六部供養塔(文政八年1825)、十九夜供養塔(文久元年・1861)などと山門内には法院良弁(貞享二年・1685)、足尾神社加波山神社初代祠官、大沢順軒他の石塔や石仏がある。 【参考文献】新編常陸国誌、八郷町史(h17)、八郷町誌(s45)。
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