カテゴリ: 石岡市の自然/歴史/文化ほか タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の歴史と史跡 市町村: 石岡市 (登録日: 2008/03/01 更新日: 2011/12/10)
田島遺跡と霞ヶ浦、恋瀬川2008田島遺跡は恋瀬川河口近くの石岡市田島、石岡市の台地の裾にあり、遺跡からは水田を挟んで恋瀬川が流れています。現在の霞ヶ浦からもすぐ近く、付近一帯の発掘調査が平成15年度から16年、18年と行われ今年度、第4次発掘調査遺跡の一般公開が平成20年2月23日現地で行われました。竪穴住居が105軒、堀立柱建物跡3棟などが確認されました。古墳時代前期(1700年前)から後期(約1500年前)、平安時代(約1100年前)に集落が栄えていたようです。遺跡からは100個ほどの土玉が発見されました。このうち35個位は全面にある古墳時代の82号住居跡から発見されました。土玉は漁具の網のおもりと考えられるそうです。【田島遺跡(三面寺地区)、姥久保遺跡一般公開資料より・調査機関:(財)茨城県教育財団】 霞ヶ浦も当時はもっと上流まであったかも知れません。霞ヶ浦、恋瀬川付近の古墳時代の漁労資料として貴重な資料です。このほか恋瀬川対岸の姥久保遺跡(かすみがうら市恋瀬川右岸)からの貴重な資料も同時公開されました。