カテゴリ: 自然再生 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の水草 市町村: 行方市 (登録日: 2008/06/01 更新日: 2011/12/10)
前浜工事とエゾウキヤガラ 行方市沖洲 2008/06 行方市沖洲の霞ヶ浦湖畔に2008年春、新しい前浜が誕生しました。前浜は今、エゾノウキヤガラ(コウキヤガラ)が群生し花を咲かせていました。エゾノウキヤガラは霞ヶ浦では現在、時折見かけますが少ないようです。この前浜の用土は付近の航路浚渫された土だそうです。霞ケ浦では浚渫用土利用の養浜では初期段階エゾウキヤガラが多く見られるようです。埋土種子発芽の状況からむかしはかなり有ったことが推測されます。コンクリート護岸が多い霞ヶ浦では厳しい自然環境の中で、自然環境と景観を取り戻す研究が進められています。旧来の魚も現在は産卵する葦やまこもをはじめ、沈水植物が少なく、このまま進むと在来種の絶滅が種によって危惧されます。エゾウキヤガラ Scirpus planiculmis(カヤツリグサ科ホタルイ属)