カテゴリ: 新川紀行・土浦市 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 魚・霞ヶ浦水系 市町村: 土浦市 (登録日: 2009/03/03 更新日: 2011/12/10)
新川紀行・土浦市 ボラの稚魚と河岸景観 今日から3月に入った。(平成21年)土浦の新川べりをゆっくり歩いてみた。さくらはあとひと月の開花を前にしてつぼみがやや膨らんできた。しかし、このところ寒暖の差がかなりある。今日暖かいと思えば翌日はまた寒くなる。新川べりは枯れた葦に覆われていたが水中を観察するとまこもや葦の芽が頭を揃えて顔を出し始めている。水温がもう少し上がってくるとのっこみで鯉や鮒ほか多くの魚が新川を上ってくる。待ち構えている釣り人は期待した釣り果ににんまりである。川の水は見た目には透明とは云えないが盛んに魚が上ってくる。以前は河原にゴミが目立ったが最近は活動などによってきれいになった。●ボラっ子の大群・・・オリジナル画像でご覧ください。 この日新川では15cm前後の夥しいん数のボラの稚魚を観察することができた。大きな集団の輪がたくさんあり、折り重なるように群れをなしていた。ボラの稚魚の集団は普通に霞ヶ浦の浅瀬で見られるが水温が低い時や高温のときなどでは河川に上ってくるようだ。