桜川八十八ヶ所巡拝
巡拝の手順としおり
1・御詠歌帳
 この御詠歌帳には下記に載せる巡拝のお経(懺悔文、開経偈、般若心経、光明真言、宗祖寳號、回向文)が載っている。また、四国の霊場の御詠歌、お茶の礼も載っているのでこの本1冊で巡拝に困らない。
2・懺悔文、開経偈
3・般若心経
4・光明真言、宗祖寳號、回向文
 以上のお経は東福寺のご住職の声に合わせて懺悔文、開経偈、般若心経は一遍、光明真言、宗祖寳號は三遍、回向文は一遍唱える。
5・御詠歌
 御詠歌は本場・四国霊場のものである。御詠歌は先達の声に合わせて詠う。
6・お茶の礼
 お接待の後、先達の声に合わせて「お茶の礼」を唱和する。礼儀として、お接待に出たものはすべて頂いて次の霊場に向かう。また、出る前にお接待の礼に一握りのお米を置いておく。
7・その他のお礼の御詠歌(宿の礼、新築の祝い)
 昔は距離の長いところは農家等に泊まらさせてもらう、その時に家主にお礼の歌を詠う。
 自然の現象を建築の部材に合わせて読む、四国では棟札等に書いて棟に打ち付けることもあると云う。霜(柱)、氷の張り(梁)に、雪の(桁)、雨の垂る木(垂木)に、露の蕗(葺き)草。
   
 
2004.5.24

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