高架式の鹿島神宮駅の下をK18が通っています。初詣客の影響でしょうが、車の量が多いですね。この沿道はすっかり都市らしい景観に変わってきました。旧市街から少し離れたところに建設された駅の方向に市街地が延びて市街地が拡大されるという状況がよくわかります。明治時代、全国に敷設された鉄道の駅は、多くが旧市街からは少し離れたところに設けられました。常磐線沿線では土浦、石岡、水戸なども旧市街から駅へ市街地が延びることで現在の市街地が形成されるという経過をたどりました。鹿島神宮駅前の市街地を見ると、なるほど市街地とはこのように形成されるのかと、都市形成の現在進行形を見る思いがします。
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