柏崎の素鵞(すが)神社の歴史は古く、『新治地区神社誌』(新治地区神社誌編集委員会編纂、1992年)によると、弘仁9年(818年)正月3日創建という由緒があります。さらに萬治2年(1659年)、山上にあった社殿を山麓に遷座したといいます。創建から1,200年近い歴史に柏崎の歴史の古さを偲ぶことができます。この場所に移ってから340年近くも経っています。素鵞神社の歴史は境内の大木からも感じることができます。境内の石碑などをよく見れば、歴史的な刻印が確認できるのではないでしょうか。社の前に建つ小さな石碑には「享和三年」(1803年)と刻まれているのがはっきりと読みとれます。この石碑が何であるかまでは確認しませんでしたが、ここにも200年の時間経過が刻まれていました。
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