与田浦橋を潜り、与田浦の湖状の広い流域に出ました。進行方向には水生植物園があります。植物園の駐車場にはバスが何台も停まっています。水郷観光シーズンならではの風景ですね。ここが与田浦の一番広い流域です。与田浦は元々広いデルタ地帯の水域が干拓されたりして狭まって残った水域です。『マッピング霞ヶ浦*』では与田浦と与田浦川を区別はしていますが、与田浦川を川と見立てるのは必ずしも妥当でもないと思います。与田浦の広い水域から眺める風景はあまりに殺風景です。この殺風景さが与田浦の特徴なのでしょう。何もない風景をよく眺めてみると、水生植物園にだけ樹木が多く、その周辺になぜか観光バスが何台も停まっているとか、不思議な風景に思えてきます。
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