土浦港の岸壁近くにアオコが発生しています。アオコが発生したのは久しぶりのことのようです。1970年代にアオコが異常発生しペンキ状に湖面を覆っていた頃の状況と比べると、その量はわずかです。私も久しぶりにアオコを見ました。こういう表現も変ですが、綺麗な緑色をしています。「アオコは本来中栄養末期から、富栄養初中期に大発生するもので、富栄養末期に近づくとオシラトリアやフォルミディウムに置き換わり、大発生は困難になります」(がいあ船長さんの解説)。現在の霞ヶ浦*はアオコも発生しないほどに富栄養化が進み過ぎてしまった末期的状態ということですから、むしろアオコが発生するのが健全な状態という話は意外でした。
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