実に興味深いデータが掲示されていました。白鳥飛来数。昭和41年(1966年)に2羽が飛来、以来、年毎に数が増え続け、平成2年(1990年)には238羽にもなりました。それ以降は100〜200羽ぐらいの間で増減を繰り返しています。昭和41年以前には飛来しなかったということでしょうか。どうもこの数字、高度経済成長期に数が増え続け、バブル期に数がピークに達した、と見ることができます。私はそう解釈しました。従来からの飛来地の環境が開発などで影響を受けたということでしょうか。本来の飛来地を失った白鳥たちが、ここ古徳沼を新たな飛来地に選び、恒例の飛来地にして定着してきた、ということでしょうか。どうもそう読みとれますね。
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