沖宿の沖を過ぎてかすみがうら市加茂の沖合を通過しています。後方には筑波山が姿をくっきりと見せています。実に素晴らしい! 視界を遮ることなく、山地全体が屏風絵のように展開しています。霞ヶ浦から筑波山を見て感動する心。地域的なアイデンティティを育んでくれますね。沖宿を過ぎた、ちょうどこの地点は、沖宿に突き出た新治台地が湖に突き出たような感じの見え方になり、その背後に筑波山が重なって見えます。この構図、これまでにも何度も船上から眺めて、かなり私の心にも美しい風景として擦り込まれてきました。この辺まで進んでくると、阿見町側の湖岸線は順光気味になって、さきほどよりは少しはっきりと捉えられるようになってきました。予科練、といってはいけないですね。陸上自衛隊武器学校がよく見えます。掛馬沖の水質自動監視所(かまぼこの形状)も見えますね。
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