湖岸の至るところにある樋管。実はこれらの一つ一つに名前がついています。ここの樋管は沖宿一号揚排水樋管。樋管のあるところの陸側にはポンプ小屋(機場)があります。湖岸を訪れる者にとっては道しるべのようなものです。この機場が土浦市田村町と沖宿町の境界の目印にもなります。機場は田村側になるようです。デジカメの威力をちょっと感じるのは樋管の銘板がくっきりすっきりと視認できることです。昭和56年(1981年)3月竣工ですか。もうこういう湖岸の構造に変わってから20年以上も経過したわけです。ここで注目したのは波の寄せ方と湖水の色。コイの大量死が報道される前から霞ヶ浦の湖水が赤濁、あるいは白濁に見えるという話を聞いていました。この日の湖水もそのように見えます。
|