1年前の2003年1月は、がいあ船長の船に乗せていただき、新春早朝からの霞ヶ浦クルーズを堪能しました。それから1年。早いものです。この日、2004年の元日、初日の出は拝めたようですが、ちょっと見に行く余裕はありませんでした。早朝ながらちょっと用事があって、安食の実家から神立まで往復しました。「冬はつとめて」(冬は早朝がよい)。清少納言の時代と違い、冬の早朝らしさは自動車の窓ガラスの結氷・結露で実感します。ただこうした季節感を未だに持ち合わせているのは、さすがに日本人の文化的ミームが伝承されているからではないだろうかと改めて思います。まだ高さの低い陽光が射す光の感覚もいとおかし。陽光の方向を見ると逆光な上に、結露に遮られます。
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