この日、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)のあじさい館で開催される「霞ヶ浦環境センター(仮称)に係わる説明会」に参加するため、久しぶりに八千代台を訪れました。かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)の体育館、公民館、図書館が建ち並ぶこの場所は実に懐かしい。私が小中学生の頃に、村(当時は出島村)の行事その他で何度も来ました。昭和30年代にできた出島村立図書館(1963年開館)は、全国の村では当時、3村にしかなかったという「農村モデル図書館」の一つです。今となっては移動図書館も懐かしい。村を巡回して図書の貸し借りができました。私もその恩恵を受けて育った世代です。私が記憶にあるのは昭和40年代です。今こうやって私が『マッピング霞ヶ浦*』というサイトの制作を続けているのも、出島村の文化行政に育まれた果実と言えます。この周辺にはさらに福祉センター、スポーツセンター、総合コミュニティーセンター「あじさい館」ができました。2005年、かすみがうら市(旧千代田町)・かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)の合併(市政施行)が予定されています。「出島村」から「かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)」へ。約半世紀に渡る、村政・町政の記憶を留める文化施設群。未来に向けても継承されていくことを願っています。
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