うーん、これが、どこの風景なのか、今となっては判然としません。私は、安食の小津と記憶しているのですが、柏崎だったかもしれません。幼児期の私が、母が通っていた柏崎小に母と一緒に行った時に撮った写真かもしれないと思います。記憶違いだったら、後日訂正します。わが家には、霞ヶ浦湖畔を記録した写真が殆どありません。写真は家族の記録、特別な日の記録だったので、日常的な風景の霞ヶ浦が背景になることはなかったということを物語っているのでしょう。 霞ヶ浦堤防が出来る以前の1960年代を記録した写真としては、これが唯一のものです。ここが小津だとすれば、水泳場だったところです。この頃、湖の水は、まだきれいでした。この頃からまだ2〜3年は水泳ができたと思います。昔の霞ヶ浦の姿を知る貴重な記録ですね。当時の湖畔は、どこもこのように葦が生い茂り、少し入り瀬になった岸辺には漁船がつながれていました。 このオリジナルの写真の中央には、幼い頃の私が写っているのですが、『マッピング霞ヶ浦*』では、プライベートな情報は出さない主義なので、私の姿は消し込みました。船の中央部はいささかつたない考証を欠いた復元図です。このような形状ではなかったと思います。
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