かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)水族館周辺の歩崎湖岸の風景です。護岸堤に波浪対策の説明板がありました。「人工リーフは、沖合いに潜り堤を設け、堤防に当たる波を緩和させようとするもので、波が弱められることで堤防との間に砂丘が形成されます。この砂浜により、 (1)消波効果が増幅される。 (2)親水性が向上する。 (3)魚類の産卵場所等生態系保全に寄与する。 (4)植生の繁茂により景観の向上や水質浄化に寄与する。 など、期待できます。」 なるほど、人工リーフの効用はわかりましたが、公園の湖岸で釣りを楽しんではいけないと人々に禁欲を求めるのはいかがなものか、と私などは思います。釣り場として釣り人にこの流域を開放し、環境の大切さを感じてもらう方が現実的ではないか、と思います。
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