土浦市大岩田には、霞ヶ浦総合公園の隣に、大きな浄水場、茨城県企業局霞ヶ浦浄水場があります。浄水場に沿って進み、霞ヶ浦湖岸へ出ました。相当に大きな敷地ですね。通り抜けるのにも結構時間がかかります。霞ヶ浦の水は、流域市町村の飲料水として日量18万トンが、この浄水場から供給されています。取水口は美浦村木原沖です。この浄水場の浄化方式には、霞ヶ浦の原水の悪化のために、1985年以来、生物処理方式が採用されており、沈殿、濾過、減菌工程の前に、微生物を採用して水を浄化するのだと言います。生物処理方式は殆どの浄水場では未採用のめずらしい浄化方式だということです。 (参考資料『霞ヶ浦、21世紀へ 世界湖沼会議の記録』、常陽新聞社、1997、pp. 44-45)
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