K242（県道大洋鹿島線）は、北浦と太平洋に挟まれた鹿島郡のほぼ中央部を南北に縦断する幹線道路の一つとなっています。鹿島臨海鉄道にほぼ平行して走っています。この沿道は、今後、宅地造成が進んでいく地域のようです。この時は、カシマサッカースタジアムに向かうために、鹿嶋市和（かず）の荒井交差点からK242を南下しました。スタジアムへのルートは、K242の他に海岸沿いのR51もあります。鹿島地方は、西側は北浦に面し、東側は太平洋の鹿島灘に面していることから、地理的・社会的には、ほぼ中央部で地域的な特徴の違いがはっきりと分かれています。西半分は北浦の入り組んだ湖岸線と台地の起伏に沿って道筋は複雑に交差し曲がりくねっており、東半分は鹿島灘の単調な海岸線に沿って、恐ろしく単調な道筋が延々と長く続きます。K242は比較的新しく整備された幹線道路ということもあり、R51同様、鹿島灘に平行して走る単調な道筋になります。どこまでもあまり変化のない沿道風景が続きます。このシーケンスは、その意味でひどく退屈なものかもしれません。
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