石岡市井関には数多くの集落がありますが、現在通過している道路は、湖岸の田圃沿いのため、周囲の人家はまばらになっています。梶和崎集落は、井関の代田(だいだ)集落から連続した集落になり、八木方向とは田圃で隔たっています。ところで、旧出島村(現在のかすみがうら市(旧霞ヶ浦町))合併前の6村(志士庫、安飾、佐賀、美並、牛渡、下大津)、旧上大津村(土浦市に合併)、旧関川村(現在の石岡市井関、石川)は、かつて出島地方と呼ばれた地域でした。この周辺一円は古くから農漁業を生業としてきた地域で、集落の構造など、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)との類縁性を感じさせます。
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