出航してから約40分ほどで霞ヶ浦周遊を終わり、ジェットホイルつくばを降りました。故郷の湖・霞ヶ浦はあまりに身近な環境であるために、これまで観光資源としての霞ヶ浦に触れる機会はあまりありませんでした。私の数少ない湖上体験としては、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)の帆曳き船観光以来です(→「「帆曳き船体験」採録(1997/08/17)」参照)。大変貴重な時間を過ごしたという感じがします。遊覧中、船内では観光ガイドのアナウンスがされていました。大変わかりやすい説明で、この説明を聞くだけでも短時間で多くの知識が蓄積されます。霞ヶ浦がコイの養殖になぜ適しているかなど、地元の人でも知らない人が多いのではないでしょうか。私も大変勉強になりました。この日のように日和に恵まれると、霞ヶ浦周遊もなかなかの感興があります。この企画「〔99/01〕元日の霞ヶ浦遊覧」で試みた湖岸景観の採録という収穫もあり、忘れがたい1999年の船出?となりました。正月の前に収穫されて泥田風景となった正月のハス田の風景、カモが戯れる手野の湖岸、雑草がなく見通しのよくなった出島用水の水辺景観など、このシーケンスと前後するビデオ映像もありますが、これらはまた機会を改めてご紹介することにしましょう。「〔99/01〕元日の霞ヶ浦遊覧」はひとまずここで完結です。
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