豆の収穫は今回、父の畑での収穫を手伝ってみて次第に理解できたところがあります。豆はさやに収まっており、さやから豆を取り出すにはさやをパリパリに乾燥させ、さやを棒で叩いて割ると豆がこぼれ落ちるのでそれをかき集める。そのままだとさやや枝などもごちゃまぜになった状態になるので、それを風力や重さの違いを活かして豆とそれ以外を選別する。
かつて農家には唐箕(とうみ)という道具がありましたが、今はめずらしくなりました。唐箕は風力と重さの違いを生かした選別器です。唐箕はなくても、それを代替する手段があれば選別は何とかなります。
次に乾かす工程があります。乾かすにはむしろに広げて天日干し。日頃、豆はスーパーで買うのみですが、本来的にはこのような生産工程があるというごく当たり前のことを再認識させられます。
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