2015年の秋、意識的に県南地域、とりわけTX(つくばエクスプレス)沿線をめぐり、地域の変貌の様を見聞しました。
筑波研究学園都市が建設されたのは1970年代のことです。私が高校生の頃(1975〜1977年)は学園都市は造成中でした。筑波研究学園都市は、わが国において都市計画されて建設された希有な都市です。早いものでそれから40年近くが経ち、建設当時、現代的・先進的であった建物もまた40年の年輪を刻んだものとなり、様式的にも古くさく感じられるものとなっています。近年開発が著しいのが、TX沿線です。とりわけTXの研究学園駅周辺は大規模店舗イーアスをはじめ、つくば市役所などが立ち並ぶ新たな中心市街地と化してきました。TX沿線の開発範囲は茨城県内では守谷市以北の広大なエリアになります。それらのエリアを順繰りにめぐっていきます。
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