霞ヶ浦に親しむと、自ずと鳥との出会いが多くなります。季節ごとに出会う鳥が違うのも、鳥たちに接する時の魅力の一つでしょう。私は、霞ヶ浦の鳥と言えば、何と言っても、あのかん高い声を出すオオヨシキリ、水にもぐる姿がとてもかわいらしいカイツブリ、純白のサギたちが思い出されてきます。こうした鳥たちは、霞ヶ浦の生態系の一部であると同時に、霞ヶ浦周辺の文化風土とも結びついているものです。これまであまり鳥について心に留めることがありませんでしたが、最近、霞ヶ浦で鳥の姿を見ると、霞ヶ浦の自然がまだ残されていることのありがたさを実感させられるようになりました。特に、霞ヶ浦の環境汚染が進んだ後、その感を強くしました。 「鳥のアルバム」はたまたま私が出会った鳥たちをビデオに撮った記録を集めたものです。普段見ることのできない鳥の飛行フォームの克明な再現なども盛り込んでありますので、鳥にご関心のある方にはご参考になるのではないでしょうか。 私自身は、鳥に詳しい訳ではないので、もしかすると解説に間違いがないとは言い切れません。もし、間違いを発見なさった方は、ご指摘いただけると幸いです。 また、霞ヶ浦で最も貴重な自然が残った浮島湿原は鳥の貴重な住処ともなっています。浮島湿原には行ったことがありますが、まだ、肝心の鳥たちをビデオに記録していません。このページは、いつか浮島湿原を訪れた時に、一気に充実していくのではないかと、その時を楽しみにしています。
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