『映画“米”とその前後』(ふるさと文庫) 著者:阿部克、発行:筑波書林、1989年このページでは、霞ヶ浦全般に関する本のご紹介をしていますが、これはその意味では例外です。筑波書林の「ふるさと文庫」には、地方出版ならではの極めてローカルな話題を発見する面白さがあります。出島村(現在のかすみがうら市(旧霞ヶ浦町))でロケされた映画『米』については、私も『マッピング霞ヶ浦*』の中で度々触れており、このようなテーマの本が出版されていたことにいささか驚いたので、採り上げました。なるほど、そのようにして『米』ができたのかと興味深く読みました。ただ、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)以外の方には殆ど興味のない話題かと思います。筑波書林の「ふるさと文庫」シリーズには、他に『水郷の歌人たち』『水郷十六島の農民・上下』『霞ヶ浦の民具と生活』など霞ヶ浦に関するテーマの本がいくつもあります。
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