JR鹿島線の延方駅へ行ったのはこの時が初めてです。延方(のぶかた)という地名は、鹿島開発の一環で、国鉄(現在のJR)鹿島線が建設されていた私の子供時代、昭和40年代の半ば、記憶に刻まれました。それから30年ぐらい経ったでしょうか。延方駅前の風景は、いささか殺風景な印象を受けます。この映像にはうまく捉えられていませんが、駅周辺は住宅地となったようで、鹿島臨海工業地帯のベッドタウンという役割を担っているようです。宅地造成された区画は、宮前という新しい地名に変わりました。駅前通りには「ようこそ白鳥の里延方へ」の歓迎ゲートがありました。このようなところに、延方が潮来の中でも独自な地域であるというメッセージが隠されているように思います。そう言えば、延方は白鳥の飛来地にもなっていたのだなあ、と思い出されてきました。駅前を通過し、再びR51に出ました。
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