かすみがうら市西成井には、町の二つの浄水場が近接しています。町の水道課はかすみがうら市(旧霞ヶ浦町)浄水場の敷地にあります。浄水場は、出島用水とは直接関係ありませんが、出島用水の機場近くに浄水場が建設された辺り、出島用水が立地の誘因にもなったことは想像されます。西成井が旧出島村（現かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)）の中心部に位置するという立地条件のよさもあって、第二機場付近が選ばれたものと思います。出島土地改良区第二機場のそばに水道施設が設置されました。出島用水は、第三機場からかすみがうら市(旧霞ヶ浦町)第二浄水場前の地中、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)浄水場の地中を通って、西成井集落の南側の外れに延びています。旧出島村の水道は、この地点から地下水を汲み上げていました。1964年（昭和39年）に水道の供給が始まりました。現在は、那珂川から供給された水が使われています。那珂川の水は、この浄水場に蓄えられ、上水道水として供給されています。
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