ライトアップされた行方市(旧玉造町)・虹の塔を見ながら、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)への帰路につきました。ライトアップされた出島城(かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)郷土資料館)も遠くに見えます。これらの風景を見ながら、霞ヶ浦大橋がカシマを近くしてくれたことの幸福を感じます。ところで、鹿嶋市内の渋滞に巻き込まれている間(鹿島神宮の辺りでしばらく立ち往生していた頃)、ラジオでJリーグの他試合、浦和レッズ×清水エスパルス戦が生中継されていました。この日の試合で鹿島アントラーズは辛くもVゴール勝ちしたので、勝ち点を1減らし、優勝は遠のいたと思っていました。ところが上位のジュビロ磐田、浦和レッズが共に敗れ、何とアントラーズが首位に浮上したのでした。アントラーズはこの後も最終節まで勝ち続け、見事、Jリーグ'98の第2ステージ優勝を果たし、さらにはチャンピオンシップ戦でも優勝したのでした。後から振り返ってみれば、この日、横浜マリノスに勝ったことが、優勝への転機になったことがわかります。思い出深い観戦となりました。 「カシマ路」こと「〔98/10〕鹿行路と鹿島アントラーズ観戦記」はこれでおしまいですが、この次のページからは、この日の道程をリワインドし、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)の道筋から始まります。
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