2004年6月27日(日)9:00〜15:00 於:大和村
桜川探検隊は、桜川流域の市町村が上流から下流まで連携して自分たちの川に触ってみて歴史を学び交流するイベントです。
昨年は、岩瀬町の桜川源流鏡ケ池、つくば田土部の堰、霞ヶ浦水郷公園の3ヶ所を訪ねました。
今年の第一回は桜川最初の堰、青木堰を訪ね大和橋で フナを放流、薬王寺で歴史を学びました。
青木堰では250歳の二ノ宮尊徳が青木堰の作り方を説明。「川の底をさらい杭を打ち、上流から屋根を流し杭に引っかかったところで空き俵に土を入れた土嚢を両岸から投げ入れた。」人夫には給金を2倍出しやる気を引き出して「極楽普請」とも呼ばれたそうです。 現在の堰は50年前に作られ、100町歩の田に水を供給。県西導水事業の霞ヶ浦の水と合わせて田畑を潤しています。その割には田んぼにカエルや生き物が少なくちょっと淋しい思いもしました。
大和橋では、桜川漁協の方が用意してくれたフナを放流。桜川の魚でオイカワという魚の婚姻色(青緑)がきれいでした。
薬王寺では住職の法話と植物の話。裏山の松枯れが気になりました。山門も青木堰の材料で作られているそうです。
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