2005年2月27日(日)PM12:30〜4:00 神栖町〜波崎町
国土交通省霞ヶ浦河川事務所主催の霞ヶ浦ふれあい巡視に参加しました。
ふれあい巡視の主旨は、霞ヶ浦の流域には約100万人の人々が霞ヶ浦の恩恵を享受し生活している。 このかけがえのない霞ヶ浦を、みんなでもっと良く知り、みんなでもっと考え、将来の子供たちのために、地域の財産として受け継いでいかなくてはならない。 このため、霞ヶ浦意見交換会の一環として、地域の方々と行政担当者とが霞ヶ浦湖岸をともに巡視し、現地において意見交換・情報交換を行う「ふれあい巡視」を開催するものです。〜パンフレットより
常陸川水門を初めて見ました。 このおかげで霞ヶ浦周辺の人々の生活が守られ、その代わりに自然の生態系が狂っていったことを考えると複雑な心境になりました。
もし仮に、この間のスマトラ沖大地震と大津波が来たら、この水門は果たして私たちの生活を守ってくれるのだろうか? 一瞬不安がよぎりました。
居切り掘割川は、江戸時代霞ヶ浦の水を鹿島港に排水するための水路です。今は途中で止まっています。 水戸藩は、鹿島灘を船で運行するには危険が多く内陸の涸沼や霞ヶ浦を通って江戸へ物資を運ぼうとしました。(勘十郎堀など) 現在でいう高速道路建設ですね。
今、環境の視点からも水運が見直されています。 多様な交通手段、湖と先人たちの苦労を偲ばせる巡視でした。
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