2007年10月7日〜8日岩手県葛巻町〜バッタリー村 雑木林で遊ぶ会のメンバーと岩手県葛巻町とバッタリー村に行ってきました。
東京駅から高速バスで「本八戸」へ朝7時に到着。 やや肌寒く、北国にきたと感じました。
レンタカーで葛巻町グリーンテージへ、すでに開始時間を過ぎており「こいわの森」へ移動。 作業が終わっているにも関わらず、間伐作業、炭の土壌改良、どんぐりの貯金箱、手作りの道具の解説など丁寧に説明を受けました。
森のフェスタ会場へ移動。 「森林の恵みに感謝、みんなでできること」フリーアナウンサー青山佳代氏 「首都圏住宅に活かされるくずまき高原カラマツ」藤島建設代表取締役会長 渡邊弘美氏
葛巻町は人口8000人。牛の数の方が人間よりも多いまち。酪農が盛んで牧場をつなぐ道路があった関係から風力発電、バイオマスなど新エネルギーで注目を集め近年視察の人が増えている。
まちの人も温かく自分たちの生活スタイルを大切に守っている印象を持ちました。
若者の流出は多いそうですが、森林と都市住民が間伐作業や炭焼き体験をしながら森が活かされていくのが自然な形でいいと感じました。
バッタリー村へ移動。道を間違え暗くなって到着。 宮沢賢治の「注文の多い料理店」を彷彿させました。
囲炉裏を囲んで夕食。 今の村長のお父さんが廃屋になった家を立て直して「創作塾」一人一芸を作りました。大学を中退して住み着いているK君が薪のお風呂の使い方を教えてくれました。
木の皮や枝を使った花器、藁で編んだ草履。山のきのこや山菜を摘む篭など。昔の人の道具がここでは今でも現役で働いています。 バッタリーとは沢の水を使って米を搗いたりソバを挽いたりする道具。「バッタリ、バッタリ」と自然なリズムがきざみます。
大地の会の藤本さん、加藤登紀子さんが20年前に来られたのが村の始まり。毎年首都圏の大学生が訪れ森に道を付けたり炭焼きをしたり森の生活を体験している。
村長の妹さんが、かすみがうら市加茂にお嫁に来ていると聞いて「どんぐ山」との不思議な縁を感じました。
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