2005年6月11日(土)9:30〜12:30 福岡県柳川
第21回水郷水都全国会議、第8回有明海・不知火海フォーラムin久留米・柳川のエクスカーション(柳川掘割下り)に参加しました。
柳川は第5回水郷水都全国会議の開催地。 その時、実行委員として活躍され柳川の掘割を埋め立てから守った広松伝さんは鬼籍に入られました。 ツアーの中には、広松さんの教えに感化されて新潟で活動されている新潟水辺の会のメンバーの方や浜松市会議員さん(前回の開催地)や学者の方11名(本来は30名揃わないとツアーは成立しないはずでしたが、スタッフと観光会社のご好意で実現しました。)
船頭さんの巧みな竿さばきと語りで舟はスルスルと掘割を進みます。水かさが増えているのは、雨が多かったのと田植えがまだ始まっていないから。 掘割の水は、農業用水としても利用されているそうです。 「手を船べりにつけるとケガします。」という注意があったように舟一艘がやっと通れる狭い水路もあって まさに水郷の趣。家々の庭には色とりどりの花が植えられていたり小舟がつながれていたりと観光客の目を楽しませてくれます。年間100万人、船会社6社、200艘の観光舟が営業しているそうです。
約1時間の掘割下りをした後は、鰻料理で昼食。 柳川といったら柳川鍋(どじょうとごぼうのささがき)という印象が強いがそうではないそうです。 鰻はせいろで、やわらかく大変美味でした。
「前回は、「御花」に泊まった。」とは新潟のメンバー。全国でも珍しい旧お殿様の立花さんが経営されている高級ホテルだそうです。
この後、久留米大学に場所を移してメインテーマ:公共事業”新”時代〜自然とのおりあいを求めて〜の話し合いが行われます。その様子は別にレポートします。
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