2006年5月27日〜28日 つくば市上境 雑木林で遊ぶ会主催で炭焼きを行いました。
材料:竹、スギ材(間伐材)
竹は本来孟宗竹の5〜6年経った固いものが竹炭には いいそうですが、今回は竹細工用に切り出した真竹を 使用しました。
竹を4つに割ってドラム缶鍋に詰める。 手前に滝口に火を点けて、しばらく団扇であおぐ。
煙突から白い煙が立ち上がり温度計が80度になったら あおぐのを止める。(約1時間)
徐々に温度が120度まで上がる。 途中温度が下がり始めたら、またあおぐ。
120度から160度位まで徐々に上がる(約2時間)
煙の色が青味がかって弱くなったら滝口の小窓と煙突を土でふさぐ。
2時間、ゆっくりと冷まして窯を開ける。
今回、最初に温度が一気に120度まで上がり90度まで下げて再度上がるという異常な事態でした。
推測するところ真竹の2〜3年ものの油に火がつき燃え上がったのではないか、または中の空気の循環が手前から火がついて徐々に燃えるはずが直接煙突の下まで熱が伝わったか、窯の中の様子は窺い知れません。
窯出しをしてみると大半は、灰になってしまったそうです。(前回は完全な炭にならず生焼け状態でした)
炭作りは、その時々の状況をどう判断するか、それが後でどういう結果になるか、経験の積み重ねのように思いました。
スギ材については、次回ブロック窯で行う予定です。
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