金比羅神社と霞ヶ浦・潮来市永山2006/04/03
金比羅神社・潮来市永山1228 (旧牛堀町永山、旧行方郡香澄村) 祭神・大物主命、金山彦命 創立年代不詳。安永7年春、南総の村人疫病除けの小太刀(豊年神)を持って村々を巡り、香取郡新島村三島(現佐原市三島)より香澄村に担ぎ込み、さらに富田(現、行方市富田)へ順送りにしようとしたところ、法華宗の富田で拒絶されたのでやむなく某屋敷の空き家に安置した処「讃州金比羅神」と神告あり参詣人次第に増加し、海上安全、豊魚に霊験著しく、これを聞いて鹿島灘の漁民をはじめ遠く銚子方面や霞ヶ浦沿岸から群参し、旧一月・三月・十月各十日大祭で御輿が永山、牛堀に渡御した。当社は霞ヶ浦を一望できる絶佳の高地にある(海抜二七米)日本水郷国定公園が出来た年に展望台が設けられた。(以下省く)【茨城県神社誌、昭和48年6月茨城県神社庁、庁長・東 実】
霞ヶ浦、永山の高台にある金比羅神社は霞ヶ浦と関わりが深く周辺広く信仰の対象であった。
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