カテゴリ: 桜川市の自然/歴史/文化ほか タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の歴史と史跡 市町村: 桜川市 (登録日: 2007/03/02 更新日: 2011/12/10)
椎尾山薬王院・桜川市(続編)07/03椎尾山 薬王院桜川市椎尾椎尾山薬王院は周りが自然に囲まれて風光明媚で筑波山が間近にみえ、延暦元年(782)最仙上人の開基と伝えられる天台宗の古寺で、薬師瑠璃光如来像は鎌倉時代の作で三重の塔と共に県の文化財に指定されています。また、古木のスダジイは樹齢五百年と推定され県の文化財(天然記念物)に指定されています。当時の時代は薬師如来が多くの地で深く信仰されていました。この薬王院は筑波山四面薬師のひとつとして人々の厚い信仰をうけました。薬王院は下のつくしこ脇、薬王院入口から車で5〜6分です。椎尾山薬王寺【欽求記行云】、椎尾山最勝王寺薬師瑠璃玉體也、天竺月蓋長者守佛、開山最勝上人へ御門より賜る、御朱印百二十三石、五丈四面南向。【常陸考云】、徳一開基伝稱す、桓武帝の勅願所也、薬師堂の横額に、桓武天皇勅願所最仙上人開基とあり。以下省く『新編常陸国誌』