かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)立安飾小学校は、私の母校なので、多くの記憶があります。この校舎は1972年に完成しました。出島村(当時)では最初の鉄筋コンクリートの校舎でした。時の過ぎるのは早いもので、それから四半世紀が経ったことになります。私が小学6年生の時に工事が始まり、小学校の卒業式は、まだ完成していなかった新校舎で行われました。卒業アルバムの記念写真は、工事中の新校舎と旧校舎の前で撮られています。今もこの校舎を見ると「防音校舎」という言葉が最初に思い出されてきます。霞ヶ浦の対岸に航空自衛隊百里基地(小川町)があり、航空機の騒音を防ぐ目的で校舎が建設されたのでした。実際のところ、航空機騒音は殆どなかったと記憶していますが、校舎建設前、騒音の実態調査が行われてはいました。子供心にも、児童の教育環境の保全は大切であると国が考えて校舎を建ててくれるのだとうれしく感じたものです。 また、校舎建設前、ボーリング調査が行われ、その時に採取された土は学校の資料室に展示されていました。その時の土は今もあるのでしょうか。
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