浪逆浦閘門の香取市(旧佐原市)附洲新田(つきすしんでん)側から眺めた外浪逆浦(そとなさかうら)の景観です。対岸にズームしたまま延々とパンニングしながら捉えた映像をクリップしましたので、映像クリップのシーケンスは極めて単調になっています。あらかじめご了解下さい。外浪逆浦は、神栖市〜潮来市間の水郷道路の鰐川橋を通過する時に何度か見たことはありますが、このように改めてこの湖を眺めたのは初めてでした。地図から想像した大きさよりは、小さい湖だというのが実感です。また、実に殺風景な印象を受けます。この殺風景さは、実に水郷地帯らしい風景だとも言えます。この点、周囲の台地や湖岸の入り江が独特の景観を形成している霞ヶ浦や北浦とは大きな違いがあります。附洲新田の湖岸から見ると、対岸には鹿島臨海工業地帯が展開して見えます。工業地帯は比較的近いのですが、鹿島港の港公園のタワーは見えませんでした。この日は湖面が波立っており、浪逆の名前のごとき荒涼とした風景だったのは印象的でした。
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