霞ヶ浦の風物詩であった白帆の帆曳き船が姿を消してから、既に長い年月が経ちました。一時は全く姿を消してしまいましたが、現在は、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)、土浦市、行方市(旧玉造町)、鹿嶋市の4市町で、毎年、5月から10月の毎週日曜日、帆曳き船を見ることができます。上の帆曳き船は、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)の観光帆曳き船です。観光用といっても、帆曳き船に乗れるわけではありません。観光客は随伴船に乗って、沖合いに出て行き、そこで、帆を上げた帆曳き船を眺めるわけです。随伴船が帆曳き船の周囲を何回もぐるぐる旋回してくれます。霞ヶ浦の湖上から周囲の景観を眺めることができるのも魅力の一つです。
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