空から西の洲干拓地を見た時に、この干拓地が湿田であることを知りました(→「〔98/11〕西の洲岬・西の洲干拓」)。その西の洲干拓地に入ると、道路の両側には工事現場のようなフェンスが延びていました。さらに水田地帯であるはずの干拓地には草茫々の湿地帯のごとき風景が広がっていました。大規模底泥浚渫工事では、低地の湿田を土盛りする大規模圃(ほ)場整備が行なわれていますが、その土盛り現場なのでしょうか。湿田というよりは、大規模な実験場という印象すら受けます。干拓される以前の湖岸景観はさぞかし美しかっただろうと思います。湖の対岸には、浮島の段丘が迫って見えていたのでしょう。
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