出島揚水竣功記念碑の前に立って、周囲の風景を捉えました。戦後の引揚者の営農、戦後の米不足解消を目的に開拓された農地が、都市化の洗礼を受けている状況がよくおわかりになるのではないでしょうか。かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)側には、戦後連綿と続く農地・農家が広がっていますが、かすみがうら市(旧千代田町)側は、住宅地と化しています。この映像には捉えられてはいませんが、かすみがうら市(旧霞ヶ浦町)のかすみがうら市(旧千代田町)寄りには、新しく出来た住宅地、鹿ノ山、鹿ノ山第二、希望ヶ丘の新しい集落があります。これらの住宅地は、集落という概念で捉えられてはいますが、農村の地縁的な集落と異質なものであることは言うまでもないでしょう。
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