宍塚大池の周辺は、小高い丘になっています。地図で標高を確認すると、坂道の下が標高5m程度、坂道の上が15m程度あります。周辺には標高20m台の低い山が、宍塚大池を中心とした谷間（標高15m〜20m）を取り囲んでいます。この周辺には、数多くの古墳があったことがわかっており、これらの山の多くが古墳でもあったようです。縄文海進の頃には、この丘陵地の坂道の下の辺りにまで海が迫っていたのではないかと思います。坂道の沿道に棚田があることに驚きました。この上方にある宍塚大池が田圃の水源になっているのではないかと推察しました。坂道を上ると、平坦な丘陵地になりました。周囲には雑木林が広がっています。
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