私の実家では、昔から晦日に餅つきをするのが恒例となっています。最初の映像は、餅米をふかしている釜の炎。次の映像は、釜の近くで気持ちよさそうにまどろむ実家の近くの家の愛犬・チビ(別名ポンタ)です。この時もチビはお母さんのチョコと遊びに来てたね。餅つきという言葉自体が、今では隠喩的表現に変りつつあります。ここで紹介するビデオ画像から取った静止画を写真と呼んだりすることなどもまさに隠喩的です。 私が小さい頃は、臼に杵で餅つきをしていました。小学生の頃から、自動餅つき機でつくようになったのですが、実家の両親は、餅米だけは昔から薪を燃やしてふかすのを守っています。私は餅つきはしないので、わが家のこの伝統文化は、父の代で滅びることが目に見えているだけに、餅つきの度、そのような思いが心をよぎります。
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