1月17日(土)PM1:30〜4:00 於土浦商工会議所 コイヘルペス(KHV)セミナー第一回 水道水と鯉生簀のお話 さすがに関心が高く100名位の会場で立ち見が出る盛況。高校生の姿も見られた。
1、国包(くにかね)章一先生のお話 日本の水道水は世界の中では、安全。コイヘルペスによる健康被害も考えにくい。ただし霞ヶ浦のように下水処理場と浄水場の取水口が隣接している場合、下水処理水に含まれる物質と塩素が反応して発ガン物質のトリハロメタンなどの発生の危険性がないとも言えない。又最近では塩素でも殺菌できないクリプトスポリジウムなどの原虫汚染も考えられる。霞ヶ浦の水が水道原水として適しているとは言い難い。
2、濱田篤信先生のお話 鯉生簀の立ち上げの時の苦労話、最初漁業関係者は誰も生簀を作ろうとはしなかった。 釣り堀ブームで鯉の価格が急騰(400円/kg) 驚異の生産性(5トン/25m2)従来の50倍 1973年、酸欠による大量死。 エサの改良で環境負荷(フン)を3割カット。 逆水門の影響、水の流れ、力がなくなった。 KHVの発生、追跡調査の必要性 持続的養殖生産確保法の問題点。
詳しくはビデオをご覧下さい。 会場の方からの質問も熱く、問題の根深さを感じました。
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