タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 外来水草・霞ヶ浦 市町村: 行方市・小美玉市 (登録日: 2004/11/26 更新日: 2011/12/10)
◆水路の外来水草除去後の植生◆ 2004年早春、玉造〜玉里間の霞ヶ浦脇の水路の汚泥除去とオオフサモの除去が行われた。夏になって、水路のあちこちで植生の変化が見られた。玉里村の霞ヶ浦湖岸で2003年までかなり見られた在来種のトチカガミが見られなくなったがこの堤防を隔てたこの水路ではかなり再生していた。しかしオオカナダモ、コカナダモが部分的だがかなり繁茂していた。オオフサモは取り残された根の部分から部分的に増殖を始めた。2004年10月、22号台風で石岡市石川の人工植生湖岸にかなり大きなオオフサモのブロックが流れ着いたらしいが水路−→対岸からの漂着の可能性が考えられる。オオフサモは定着すると数ヶ月間で大きな群落を作り、在来種を圧迫する。オオフサモ Myriophyllum aquaticum (Vellozo) Verdc.; M. brasiliense Camb.